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Voice ~参加者の声~ [大学生交流事業] vol.33 更家 由眞(さらいえ ゆみ)さん

勢いで応募!?

名前
更家 由眞さらいえ   ゆみ さん

プロフィール
1996年生まれ、滋賀県出身。
京都府立大学卒業(在学中に日本語パートナーズ事業にてインドネシアに派遣)。現在は一般企業に勤務。



写真 写真を拡大 インドネシア、中国で一緒に活動した仲間たち

私たちのグループが中国「ふれあいの場」大学生交流事業を知ったきっかけは、日本語パートナーズ事業の帰国報告会で配布されたチラシでした。私たちは約7ヶ月間、インドネシアの高校で日本語の先生のアシスタントとして高校生と濃密な時間を過ごしました。現地の人たちと近い距離で過ごした私たちにとって、中国の大学生と協力し、日中交流の企画から運営まで行う事業は非常に魅力的で、報告会の当日に5人のメンバーが集結しました。とはいっても、中国に対してのイメージはメディアからがほとんどであり、正直なところ決して良いものではありませんでした。一方で、行ってみないと分からないという思いもあり、不安と期待が入り混ざっていたように思います。イベントを終えた現在は素晴らしい経験のおかげで、中国は大好きな国となりました。


イベント本番


写真 写真を拡大 イベントを終えて中国人学生との記念撮影

「人と人との交流を通して日本を身近に感じてもらい、日本をより好きになってもらうこと」を目標に、春・夏・秋・冬ごとにそれぞれ風物詩やテーマに沿った体験型のブースを設け、料理やコスプレ、日本の文化や遊びなどを約400人の方に体験してもらうことができました。私たちの帰国後も、来場者が家族や友人と一緒に日本文化を楽しんでほしいという思いから、体験型のブースを企画しました。また、私たちは東京、静岡、滋賀、福岡、沖縄と日本各地から集まっていたので、それぞれの地域を知ってもらうために、オリジナルマップの翻訳やデザインを中国人学生と協力しながら作成しました。日本の四季だけでなく、私たち目線の日本のリアルな文化を楽しんでもらうことができたと思います。


同世代の大学生との交流


写真 写真を拡大 中国人学生と宿泊したホテルでの交流

イベントに400人もの方に来場してもらえたのは、共に企画から運営をした中国人学生のおかげです。渡航前にはSNSを通してやりとりを行い、約1週間中国でイベントの準備をしました。日本語のレベルの高さや日本文化体験のサポートをしてほしいという私たちの要求に応えてくれる姿から、何事も真剣にとりくむ姿勢や優しい人柄は、私自身も見習わなければならないと感じました。さらに、イベント以外にも公園の散歩や広い校舎の案内をしてもらいました。ホテルでは中国人学生と日本人学生がペアになり、宿泊しました。ひとつの部屋に集まり、中国の食べ物を一緒に食べたり、みんなでゲームをして盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました。食事は日本にはない食材に驚きながら、鍋を囲んだり、貴州の辛い食べ物を泣きながら食べたり、かけがえのない時間を共有することができました。また、日本のドラマや俳優、将来の夢の話を話せたことも嬉しかったです。同じ大学生である中国人の学生が将来を見据え、努力している姿を間近で見れたことが、私の今後の糧という大きな財産を残してくれています。そのようなイベント外での時間が、信頼関係を築き、イベント当日の成功を導くことができたと思います。


国際交流とは


写真 写真を拡大 インドネシアでの活動の様子

インドネシアでの日本語パートナーズや今回の中国での大学生交流事業の「国際交流」事業に参加させていただき、文化や価値観、これまで意識したことのなかった日本人として生まれたことなど様々なことを考えました。その中でも、情報社会でどこの国の情報も簡単に手に入れることができる時代に生きる、私たちにとっての「国際交流」が存在する意味です。私はその答えのひとつとして、人との交流を通して多様な価値観に触れることではないかと考えました。渡航前、私はインターネットやテレビからその国について調べていました。しかし、実際にその国へ行き、自分自身が肌で感じることで、想像を超える感動や価値観に触れることができました。また、宗教や考え方の違いを無意識に遠ざけていた自分自身に気づきました。一緒に食事をとり、毎日の生活を楽しくしてくれた国境を超えた人たちの生の声を聞くことで、異なる考えの人たちも受け入れられました。情報を結論の「点」ではなく、なぜそのような考えを持っているのかという「線」として聞くことができたからだと思います。また、どの国でも広い心で私の言葉に耳を傾け、異なる習慣や宗教観に驚きながらも興味を持ってくれました。国際交流とは、人同士が同じ時間を共有し、人柄、価値観、文化を共有することであり、情報社会においても、国際交流に近道はなく、人と人が時間を共有しお互いを知るために歩み寄ることが大切だと思います。今後、日本人として、日本の文化を学ぶこと、そして自分と異なる価値観や宗教、文化に興味を持ったうえで、自分の考えを持てる人に成長し続けたいです。


更家 由眞
2020年8月1日

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