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Voice ~参加者の声~ [高校生招へい事業] vol.25 礼 済聞さん

2018年日本企業文化交流セミナー感想談

名前
礼 済聞 れい さいぶん さん

プロフィール
1992年中国遼寧省瀋陽市生まれ。
高校2年生の時に、日中交流センター主催の「心連心:中国高校生長期招へいプログラム」の第3期生として11ヶ月間栃木県立宇都宮北高等学校に留学。その後帰国し、高校卒業後再び来日、大阪大学の経済学部に進学、課外では留学生交流に関する様々なイベントと都市活力研究所のKANSAI TOURISM SUPPORTERSという団体で関西のインバウンド事業にかかわる活動に力を注いだ。
2016年4月よりニトリ株式会社に入社、現場に関わる2部署を経験。今年からは楽天株式会社に転職し、現在は海外営業戦略チームに所属。


  私は高校生の時、栃木県宇都宮市で過ごした11ヶ月間のお陰で、日本に留学する意思が固まり、日本の大学に留学し、新卒として日本で社会人になりました。この度、中国の大学生たちに自分の経験を共有するイベントがあると聞き、自分の経験を、まだ日本の社会をよく知らない学生たちにシェアすることで、人生における新しい可能性を考えてもらうきっかけになるかもしれないと思い、喜んでオファーを受けました。

  こうして私は2018年11月11日から11月17日の間、国際交流基金の主催により、各地のふれあいの場で開催された、日本企業文化紹介セミナーに講師として参加させて頂きました。一緒に講師を担当されたのは眞鍋忠夫先生でした。眞鍋先生はこのセミナーに3年連続でご参加され、中国も日本もよくご存知の人生の大先輩として、日本企業文化やグローバル社会で活躍できる人材に求められる資質をご自身の豊富な経験からまとめられ、非常に勉強になるお話をされました。

  今回のセミナーは広州にある中山大学、昆明にある雲南師範大学そして、済南にある山東師範大学で行われました。私にとっては全て初めて訪れる都市であり、最初は自分の東北方言が不注意で出ないか緊張しながら、これをアイスブレイクの話としても使いました。各セミナーとも日本語専攻の学生さんがたくさん参加する中、一部理系の学生さん、または他大学から来た学生さんもいて、どんどんグローバル化していく社会の中で、学生さんたちの海外への情熱が感じられました。

  私はこのセミナーでは主に、日本で就職する選択肢に対して、日中企業文化の違い、どうすれば日本の企業に就職できるか、日本企業が求める人材像、そして実際に日本での学生生活、仕事生活を過ごして感じたことについて共有しました。

  現地での交流の中で、学生さん達は私が予想した、働く上での福利厚生面以外に、女性としてのキャリアの考え方、中国市場に対して今後ターゲットとなるポイントなどにまで関心を示す人もいて、驚きました。特に学部生達からは、「卒業後大学院に進学するか就職するか」などの進路関連の相談から、交流イベントで知り合った日本人との恋愛話の相談まで受けました。私はメリットとデメリットを説明し、少しでも力になれればと思い、社会人の先輩としてだけではなく、近所のお姉さん役にもなりました。

  そんな中、雲南師範大学の先生からのお話がとても印象的でした。それは、沿岸部に比べ内陸部の地域では、海外企業の情報はやはり少なく、地域による格差が大きいことでした。それでも、日本の企業に興味を持つ学生のために、仲介を通して、日本の有名回転寿司店に就職させることに成功し、これからは安定したキャリアを手に入れることができたそうです。先生のこの話を聞きながら、私は世界がこんなにグローバル化していく中で、まだまだ日中交流が足りないところがたくさんあると感じました。

  今回はこのセミナーに参加するにあたり、実際に現地で交流することで、私は各地の学生たち、先生たち、それに眞鍋さんから非常に多くのことを学べたと感じています。また、この貴重な経験のおかげで、自分の今までを振り返るきっかけにもなり、高校留学時代当時の事も思い出し、日中交流の架け橋になるという初心を忘れず、これからも自分なりの力を捧げていきたいと思います。


2019年2月24日
礼済聞

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