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イベントレポート

第五回日本学ハイエンドフォーラム

2017年度

2017年9月16日(土)

「第五回日本学ハイエンドフォーラム――東アジアの視点から見る中日経済の合作と展望国際シンポジウム」という国際学術会議が山東師範大学千仏山キャンパスの教学3号館一階会議室(3153)で開催されました。山東師範大学副学長の姚東方教授、日本経済思想史学会会長の中村宗悦教授、北京大学の王新生教授が前後に開幕の挨拶をしました。会議には、30以上の大学からの専門家と学者および山東師範大学文科学報編集長李宗剛教授、山東師範大学日本語学科の教師と学生が出席しました。開幕式の司会は山東師範大学外国語学院書記の岳希亮氏が担当しました。

今回のシンポジウムのテーマは、東アジアの視点から日中経済思想史を振り返ることと文化、経済などの新しい課題の中に協力の作用を検討すること等です。帝京大学の藤井隆至教授、北京大学の王新生教授、慶應義塾大学の小室正紀名誉教授、山東師範大学の李光貞教授がそれぞれ講演を行いました。午後、代表たちは分科会で発表しました。

午前の講演の司会は、拓殖大学経済学博士、済南大学商学院の安同信教授が担当されました。藤井隆至教授の講演テーマは「経世済民の経済思想——日本経済思想史の一側面」、主に柳田国男の『都市と農村』中の経済思想を切り口として、1920年代の日本に存在した農民問題とその解決案を分析し、現代日本と『都市と農村』との異同点を提出しました。王新生教授の講演テーマは「有沢広巳、傾斜生産方式、日本モード」、有沢広巳教授は日本の有名な経済学者で、戦後初期「傾斜生産方式」の提出で、日本の経済復興に大きな貢献を与えられました。王新生教授は主にこの政策がどんな経済思想に基づくのか、執行の結果がどうか、およびこの政策の戦後日本経済史上における地位などを検討されました。小室正紀教授の講演テーマは「日本の儒学と近代化」で、主に日本儒学の普及方式の独自の特色から日本近代化の影響を分析されました。李光貞教授の講演テーマは「『一帯一路』に関連する経済新用語の日本語訳について」、主に中国中央編訳局正式発表の文献の中で重要な用語と人民網日本版に発表され流行語の日本語翻訳法、および日本経済新聞とNHKを研究対象として、関連資料によって「一帯一路」に関する経済語彙の日本語表現を見出し、関連している経済語彙の日本語翻訳方法が違うが、別の側面から中国の発言権は高まったということが反映されました。

午後の分科会研究発表はそれぞれ済南ふれあいの場と3153号会議室で行われ、18名の国内外の学者は自分の研究成果を分かち合い、温かい雰囲気の中、大会は幕を閉じました。シンポジウム終了後、すべての参加者は済南ふれあいの場を見学しました。済南ふれあいの場の責任者で山東師範大学外国語学院日本語学科の呂晶先生は済南ふれあいの場の性質や活動の紹介をし、ご在席の専門学者は済南ふれあいの場のことを更に深く理解しました。

今回のシンポジウムは中国日本語教育研究会山東分会、日本経済思想史学会が主催し、山東師範大学が引き受け、済南ふれあいの場が協力しました。山東分会で主催した日本ハイエンドフォーラムは既に四回開催されています。2013年に第一回日本ハイエンドフォーラムが本校で開催された後、中国海洋大学、魯東大学、齋魯工業大学でも開催されました。今回は本校で行った二回目の日本ハイエンドフォーラムで、山東師範大学と日本経済思想史学会の初の協力です。日本経済思想史学会会長、大東文化大学経済学院中村宗悦教授と千葉大学見城悌治副教授がシンポジウムに参加した際、第539回山東師範大学社会科学知識講壇に出席し、日本語学科の教師と学生のために、素晴らしい講座をされました。今回のシンポジウムは国内外の専門家の間の学術交流と協力を促進し、日本学研究界の最新動向を示され、地域経済の日中経済協力交流の発展に重要な貢献を与えられ、本校の日本語学科の科研が大きな役割を果たしていると思いました。

 

翻訳者:侯暁玉

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