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イベントレポート

日本企業文化交流会

30年度

2018年11月16日(金)

 山東師範大学長清湖キャンパスの第三報告ホールで、国際交流基金および済南ふれあいの場の共催によって「日本企業文化交流会」が行われました。大阪府工商労働部門顧問、日本貿易振興機構(JETRO)、中小企業の新興国進出支援に関する専門家である真鍋忠夫さんと株式会社ニトリに就職している礼済聞さんが講演してくれました。そして、国際交流基金の山崎貴哉さん、山東師範大学心理学院の趙衛国副教授、外国語学院日本学科の崔穎副主任、山東師範大学や山東交通学院などの教師や学生150人近くが参加してくれました。司会を担当したのは、外国語学院日本語学科の呂晶先生です。交流会の前には外国語学院の岳希亮党委書記、岑玮副院長が日本人の方と会い、国際協力について心のこもった交流が行われました。

 真鍋忠夫さんによる「国際社会の中で生きる」というテーマの講演では、世界で通用する人材の基準とそのような人材になる方法、日本企業で働く女性や外国人の福利厚生や保障面の現状について詳しく紹介されました。世界で通用する人材とは、高い交際力、広い視野、他国の風俗や習慣を理解し尊重できる、変化に富む国際情勢に速やかに反応できる能力が備わった人です。大企業と中小企業で必要とする人材の基準に違いはあっても、共通するのは、広い視野、困難を恐れず積極的に取り組む姿勢、社交的という点です。現在は、どの業種においても積極的に女性を雇用し、幹部に抜擢する傾向にあります。ある大企業では、既婚女性が仕事を続けられるよう、時差出勤、在宅勤務などの取り組みを行っています。日本企業が外国人を雇用する現象はよく見られ、企業が社員のために住宅や療養所などを提供する福利厚生面の優遇は減ってきているものの、医療に関する支援制度、休暇制度、復帰制度などがだいぶ整備されてきています。真鍋忠夫さんは、日本企業の人材資源の開発、日本企業文化と外国企業の差、仕事の仕方における改革など日本企業が直面する課題についても話してくれました。いずれにせよ、目下、グローバル化への移行段階にある日本企業は、外国人と女性に対して、より多くの就職のチャンスを提供しています。国際化時代では、自分を理解し、自分の人生目標を立て、そのために努力し続けることが重要です。

 礼済聞さんの日本で就職した経験談では、専門性、成長、給料、福祉、職場文化などの方面から日本と中国の職場を比較しました。両国の職場の違いについて理解することは、学生たちが自分に合う仕事を見つけることに役立ちます。さらに礼済聞さんは、日本で就職する主な3通りの方法を教えてくれました。1.人材仲介業を頼る、2.自分で会社のウェブサイトから申し込む、3.日本に留学して卒業した後、就職活動をする、これら3通りの方法のプロセス、特徴、要求について詳しく紹介してくれたので、今後日本で就職したいと思っている学生たちにとってはとても参考になりました。日本企業が求める人材、就職までのプロセスも簡単に説明してくれました。最後、礼済聞さんは自身の経験を基に、「就職は、本人と職場、双方のことであり、相互的に考える必要があります。日本と中国の職場どちらにもメリットとデメリットがあり、それでも、最も重要なのは自分に合っているかです」と話し、みんなの拍手を受けました。

 最後に、崔穎先生が真鍋忠夫さんと礼済聞さんに感謝状を贈り、感謝を表しました。今回の日本企業文化交流会で日本企業に対する理解が深まり、今後就職の参考になるでしょう。

翻訳:済南ふれあいの場スタッフ

 

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