心連心ウェブサイトは日本と中国の若者が未来を共に創る架け橋となります。

  • 日本語
  • 中文

―日本と中国の若者が未来を共に創る―

心連心トップページ > 高校生招へい事業 > 留学生のその後を知る > 卒業生便り

卒業生便り [卒業生便り] vol.12 第二期生 呉 湖帆影さん

日中大学生交流 in西寧

    私は幸運にも基金のもう一つの交流活動に参加することができました。それは“F活”です。どんな活動でしょうか?最初は私も“F活”をあまり知りませんでした。それは日中大学生がひとつのチームになり、アイディアを出し合い、現地の生徒たちと一緒に楽しくゲームをしながら、日本の文化も理解してもらい、face to faceのコミュニケーションを通して、お互いの友好関係をさらに深めていきます。初めてイベントの企画から運営までに携わって、大変やりがいを感じました。

    毎週、会議で重ね重ね話し合い、イベントの企画について、みんなの意見が一致しました。2013年5月10日、私達は広州から来た大学生一行と合流し、15名の日中大学生が北京から西寧行きの飛行機に乗りました。私は西寧の生活に慣れることができるか心配でした。また、はじめてのイベントの参加で何が起こるか想像できませんでした。期待や興奮、好奇心に満ち溢れていました。

    飛行機から眺めた西寧の壮美な山河はとても心に響きました。青海湖は一望千里広くて、海と空がひとつに交わっているように見え、一瞬で様々なものがこの海水に溶け込んでいるようでした。自然を尊敬する気持ちが芽生えました。

    空港に着いた後、すぐに記念写真を撮り、ホテルへ行き、荷物を置いたら、早速西寧民族大学のイベント現場へ向かいました。日本語同好会の会長と会員の方々が私達を迎えてくれました。みんなさんは興味津々に我々の企画に耳を傾けていました。私達と交流したのは日本語学科の2年生で、2年しか勉強してなかったのに、すでに日本の友達とスムーズに交流できていて、とても驚きました。

    それから何日かして、我々は2つのチベット語高校でイベントを行いました。自己紹介、ゲーム、クイズ、コスプレ、日中文化の差異について紹介など、皆の歓声が止まりませんでした。

    期間中、一番忘れられない思い出はチベット族生徒の家に一泊ホームステイしたことです。本場の民族風情と文化を体験できました。最初ホームステイと聞いたとき、正直なところ私は少し心配でした。自分は甘やかされて大きくなってきたので、住まいに関する好き嫌いが激しいと思います。しかし、実際にホームステイを体験してみると、私が想像していたものとは違いました。彼らの家は広く、現地の人々はとても親切で、心が綺麗な方でした。                                                                                                             ホームステイ先のご家族と一緒にチベットの
                                                                                                           お寺に行きました
羊肉(自宅の庭で飼ってた羊をさばいて煮たもの)や、ご当地料理、観光や買い物、夜市まで案内し、チベットの文化を紹介し、民謡も教えてくれました。もっと早く巡り逢えていればよかったとも思いました。

 

    ここで、ハプニングが発生しました。私はホームステイ先の娘さんと楽しく会話した後、自分の寝室に戻らず書斎で寝ていました。夜中に急に息が苦しくなって、大部屋に戻りました。朝起きた時、胸が非常に苦しくなり、最初は睡眠不足かと思いましたが、ここは海抜3500メートルと、ようやく噂の高山病だと気がつきました。現地の生徒に親切に案内してもらい、病院で人生初の酸素吸入を受けました。1時間酸素を吸入した後、武術界の達人にツボを押されたように、「血」の巡りもよくなり、全身もすっきりしました。

    今回のイベントに参加することで、ホームステイ先の娘さんは日本留学する決意が更に固まったそうです。イベントの成果が出てきたことを大変うれしく思います。しかし、彼氏は海外で一人暮らしをする彼女が心配で、彼女の日本留学にはあまり賛成してないようです。これは留学生の家族たちが一番心配していることと思います。ただし、人によって違うと思いますが、心のバランスを取れていけば、きっと楽しい留学生活を迎えることができます。彼女が日本で順調に生活を送ることができるように祈ります。そして彼らの愛が末永く続くように祈ります。

    イベント期間中はいろいろなハプニングがあり、現地の先生たちからイベントの内容をもっと考え直してほしい、時間が長すぎるなど指摘を受けましたが、我々15名メンバーは諦めないで、ベストを尽くすため、体の限界を超えながらも、夜遅くまで対策会議を続けて、翌日のイベントの準備を進めてきました。早く布団に入りたいという気持ちもありましたが、みんなと一緒にしゃべりながら仕事をすれば、疲れはすぐに忘れられました。最後の日には、先生から非常に高い評価をして頂きました。今までの努力は無駄ではなかったと感じました。基金のおかげで、お互いの理解を深め、メンバー間の距離も縮んで、なんでも話せる仲間になりました。

おすすめの記事

ページTOPへ