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心連心トップページ > 心連心トピックス > 第七期生 中間研修 ~生きる力・地域再生~

心連心トピックス

第七期生 中間研修 ~生きる力・地域再生~ 2013年2月2日~6日、昨年8月末に来日した「心連心:中国高校生長期招へい事業」 第七期生の32名が久しぶりに一堂に会し、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県で様々な活動に取り組みました。ここでは、その様子をご紹介します。

中間研修とは?

約1年間の日本生活のちょうど折り返し地点となる2月頃に、招へい生全員が一ヵ所に集まり、これまでの半年間を振り返る。来日した目的の再確認や残りの半年を充実させるための目標設定を行うと同時に、より深く日本のことを知るため、訪問先で様々な活動に取り組む。

今回の研修地

  • 宮城県本吉郡南三陸町志津川中瀬町
  • 宮城県石巻市雄勝町

仮設住宅で”春節のつどい”

志津川中瀬町第二仮設住宅の集会所で地元の方々との交流会を開催。春節(旧正月)が 近いということで“春節のつどい”と題し、会場も中国の年越しさながらに飾り付け。 一緒に水餃子を作ったり、歌を歌ったり、クイズ大会も開催して大いに盛り上がった。

「調理班・出し物班・会場設営版に分かれて、みんなで協力!」

Quiz? みなさんは分かりますか?

中国クイズ大会

  1. Q1.中国の民族の数はいくつ?A1.56
  2. Q2.中国で一番多い苗字は?A2.王
  3. Q3.中国で「手紙」の意味は?A3.トイレットペーパー

※マウスをのせると答えが表示されます

志津川中瀬町行政区町 佐藤 徳郎さん 「震災直後はみんなが関心を持ってくださっていたが、時とともに忘れられるのが最も怖い。より多くの若い人たちに災害を受けた場所を認識してもらい、関連した仕事についてくれたら、今後の減災につながる。被災地を目に焼き付けて、多くの人の役に立つことを行なってほしい。」

石材運びボランティア

震災後、大量の石材を保管していた石巻市役所雄勝支所の建物が近々取り壊されることに。すでにボランティアの方々も加わって、石材を傷つけないよう、手作業での運び出し作業が始まっていたが、建物の奥には依然山のような石材が・・・ そこで今回は、この運び出しをお手伝いさせていただいた。

※雄勝硯とは
石巻市雄勝町の雄勝石を使った硯。大変歴史があり、室町時代の頃から作られている、と言われています。

手作業での運び出し 「重いよ!」「はい!」

雇用創出ワークショップ

地域の再生に欠かせないもの。それは雇用。南三陸町の杉は海水に浸かり、木材としては売り物にならないが、この塩害杉を経木として加工し、使い道を工夫することで新たな雇用を生み出せるはず。こうして「KInoHAプロジェクト」は立ち上がった。高校生たちも、実際の経木に触れながら、その新しい使い方についてアイデアを練った。

※経木(きょうぎ)とは
薄くした木の板で、主に杉や檜が用いられる。仏具や包装材、帽子素材として幅広く利用される。

新しいアイデアを出すのってなかなか難しい・・・

一般社団法人かささぎ 藤原 宣也さん 「現地に来ていただき活動していただくことで少しでも様子が分かっていただけたことに感謝しています。僕は次の週も仲間を連れて雄勝へ行って参りました。石材はとんでもない量でしたが、ボランティアの方々と連携してなんとか片付け終えることができました。東北への支援は地道で長く続くもので、寄り添い、共に生きる覚悟が必要と考えます。まだまだ、まだまだ時間とエネルギーがかかりますが、できることがある限り継続していこうと思います。またご縁があれば東北へおいでください。厳しい状況ですが、それでも人は生きています。」

「KInoHAプロジェクト」はこちら

研修発表&交流会

仙台育英秀光中等教育学校を訪問し、地元の高校生と交流。被災地の研修で感じたこと、学んだことを発表した。

「最後の最後まで諦めずにがんばった人たちはとても偉いと思います。私たちは、彼らの分まで精一杯生きなければいけません。」「(交流会では、)初めて会った人たちだけど、すぐに親しくなれた。いいお話ができて、すごくよかった。」「少しでも自分の力を尽くすことができて嬉しい。これからも、もっともっとこうしたボランティアに参加したい。」「色んなことを体験させてもらって、私たちが勉強させてもらった。被災地のみなさんの笑顔を忘れません。」

残り半年、がんばります!

みんなの決意

  • ・将来また仙台へ来る!
  • ・国際交流支援に自分の力を尽くしたい!
  • ・もっと人に元気を与える人になりたい!
  • ・自分の慈善事業の夢を再確認した!
  • ・災害・防災についてもっと知りたい!
  • ・もっとボランティア活動に参加したい!

日中交流センター担当者より

私たちスタッフの間には、今回の中間研修はどうしても東北で行いたい、という想いがありました。未曾有の大震災から2年、少しずつ復興に向かう中、震災当時のこと、そして皆さんがどのように復興へ向かっていったのか、それは立派な建物がそこにまた建ってからではわかりにくい。だからこそ、今この時に学ばせていただけることがあると思いました。
実際、短い時間でしたが、生徒たちは自分の五感をフルに使い、色んな角度から被災地の今を感じることが出来ました。大災害を経験したことがない彼らにとって、被災した方々の気持ちを想像すること、失ったものを一から築き上げる苦悩を理解することなど、戸惑うことばかりだったと思います。しかし、復興に向けて精一杯生きる方々のたくましい姿は、彼らが今後もっと強く生きていくためのパワーになったはずです。
最後になりましたが、温かく彼らを受け入れてくださったみなさんに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

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