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Voice ~参加者の声~ [高校生短期訪中事業] vol.22 山本 優一郎さん

訪中事業がきっかけに

名前
山本 優一郎 やまもと ゆういちろう さん

プロフィール
2001年4月4日生まれ、現在は東京学芸大学附属国際中等教育学校の5年生(高校2年)。幼稚園から小学校1年生まで、父の仕事の都合でロシアに在住。帰国後もインターナショナルスクールに通い、現在の高校に至る。


  2018年3月、私は「日本高校生短期訪中事業」に参加し、北京と西安を初めて訪問しました。この事業では、多くの人と出会い、交流することができ、それを通して様々なことを学ぶことができました。

  出発の日、訪中前オリエンテーションでは全国から集まった13人の高校生と初めて顔を合わせ、自己紹介や事業の意気込み、事前の課題などを発表しあいました。全国から集まっているということもあり、それぞれの方言の話で盛り上がり、すぐに仲良くなれました。その日の夕方に出発し、まずは北京に着き、翌日に西安に着きました。中国は歴史のある国で、西安は中国の古都ということもあり、たくさんの歴史的建造物が並んでいました。三蔵法師がインドから持って帰ってきたとされる経典や仏像が保存されている大雁塔、歴史の教科書に必ずといっていいほど登場する兵馬俑、楊貴妃が入ったお風呂とされている華清池など、有名なところを見学することができました。今ちょうど学校で中国史を学習しているのですが、実際に自分の目で見てきた場所がたくさんでてきてきます。中国をより身近に感じ、なんとなくうれしくなります。


  中国に到着して3日目にホストファミリーとホストブラザーの陶(とう)くんと初めて対面しました。1泊2日という短い時間でしたが、とても内容の濃いホームステイになりました。私は中国語をほとんど話すことができないので、不安と緊張でいっぱいでしたが、皆さんに優しく接して頂き、次第に不安と緊張の糸がほどけていきました。おいしいご飯を食べさせてもらったり、西安の街を案内してもらいました。その中でも歴史的建造物でもある、城壁を一緒にサイクリングしたことは、本当に素晴らしい経験でした。最高のおもてなしをしてくれたホストファミリーには感謝の気持ちでいっぱいです。


  翌日、ホストブラザーの通っている学校、西安外国語大学付属西安外国語学校を訪問しました。書道、音楽、英語や日本語の授業に参加しました。中国の生徒が積極的に授業に参加して発言しているのがとても印象的でした。昼休みには学校の近くの餃子屋で昼食をとりました。日本の学校で昼休みにご飯を校外に食べに行く機会はないので、新鮮な気持ちでした。陶くんと1日を共に行動しながら、まるで中国の高校生になった気分でした。授業が終わり、交流会や夕食会では、中国、日本のお互いの文化や流行など紹介し、さらに交流を深めることができました。


  北京に戻ってからはこの事業の総括を行いました。この事業を通して発見したことを “びっくり” “やっぱり” “ポジティブ” “ネガティブ” の4項目に分類し、訪中した高校生、先生と日中交流センターのスタッフさんと考えや発見を共有しました。また訪中事業の感想を漢字1文字で表し、発表を行いました。この活動で交流することの大切さや意味について再確認できたと思います。そして、天安門広場や故宮博物院など北京市内を見学したのちに日本へ帰国しました。


  日本へ帰国してから「心連心:中国高校生長期招へい事業」第13期生の来日歓迎レセプションに参加させていただきました。そこで、13期生の一人に西安の学校で出会った代(だい)くんがいて、再会することができました。そして、なんと私が通う学校に、代くんも秋から通うことになり、本当に嬉しい気持ちになりました。

  またさらに、この夏休みに東京でホストブラザーの陶くんとも東京で再会することができました。西安で西安の街を案内してもらったように、1日というとても短い時間だったのですが、東京を少し案内しました。また会える日が待ち遠しいです。


  このように訪中事業がきっかけで、出会うことのできた「つながり」がたくさんありました。このような「つながり」を作るきっかけをくださった日中交流センターの皆様をはじめとする、この事業を支えてくださった皆様に、今とても感謝しています。そして、このような「つながり」をこれからも大切にしたいと思います。小さな「つながり」かもしれませんが、この「つながり」を大切にしていくことこそが、国と国の「つながり」につながるものであると信じています。

2018年9月27日
東京学芸大学附属国際中等教育学校
山本 優一郎

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