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Voice ~参加者の声~ [中国ふれあいの場] vol.15 坂下 春奈さん

将来につながる経験―平成28年度日本高校生「中国ふれあいの場」訪問事業に参加して―

名前
坂下 春奈(さかした はるな)   さん

プロフィール
2000年北海道平取町生まれ、現在はとわの森三愛高等学校の3年生。在籍する総合教育コースでは2年生から第2外ヶ国語として中国語の授業があるが、1年生の頃から放課後にから中国人の先生に中国語を教わりえてもらい、2016年の北海道中国語スピーチコンテスト入門の部で最優秀賞をとった。高校卒業後は、中国への留学を考えている。

中国語との出会い

写真を拡大 ホームステイでお世話になった梁さんとの「出会い」。

私が最初に中国語と出会ったのは幼い頃です。両親が自営業を営んでおり、中国人の方と共に仕事をしています。小さい頃から中国人の方と遊びながら中国語に触れて来ましたが、当時の私は中国語をただ楽しみながら話していただけでした。そうしているうちに中国人の方との言語や文化の違いを感じたり、会話の中で「相手に自分の思いが伝わっていない」と感じたりしていました。この経験から、言語の壁を越えればきっと「お互いのことをもっと知ることができるのではないか?」と思い、また中国語を話せるようになることで両親の手助けになると思い、中国語を習得しより多くの中国人の方との壁を越えて交流したいと思ったのが、中国語を学ぼうと思ったきっかけです。

将来につながる経験

写真を拡大 ホームステイでお世話になった梁さんと夕食お別れ会にて。

私は2017年3月、中国の成都と北京へ一週間の日本高校生「中国ふれあいの場」訪問事業に行きました。この事業では、日本全国から中国に興味を持つ高校生が私を含め10名集まりました。私たちは「自分の目で見て中国を体験する」という日中交流センターの堀事務局長の堀さんの言葉を心に留め、中国に出発しました。

はじめに四川省の成都を訪れ、現地の高校生の自宅で1泊2日のホームステイをしました。私は、成都外国語学校で日本語を学ぶ梁(リョウ)さんという生徒の家にホームステイさせていただきました。最初はお互いぎこちなく緊張していましたが、少しずつ話していく中でお互いの色々なことを話せるようになりました。梁さんのお父さんには荷物を持っていただき、中国人の心の温かさを感じることが出来ました。家族の方と成都市内を観光し、地下鉄を利用した際、乗車前に荷物検査があり、中国はテロ防止の対策が厳重と感じました。地下鉄で移動後に他の家庭にホームステイしている仲間と合流し、一緒に成都の街を観光しました。そのときにホームステイ先の梁さんが「成都に来た思い出を残すためにプレゼントします」と言って簪をプレゼントしてくれました。まだ数時間しか一緒に時間を過ごしていないのに、こんなに親しくしてもらい、心から嬉しく思い、感激しました。

写真を拡大 「成都ふれあいの場」大学生交流イベントで自作の新幹線おにぎりとともに。

また、錦里(きんり)という古い町並みをリノベーションした商店街へ行き、中国名物の手作り飴細工を食べたりしました。錦里で一番驚いたのはうさぎの頭の丸焼きが売っていたことです。日本では一度も見たことがないので本当に衝撃的でした。梁さんは「美味しいよ」と言っていましたが、勇気が出ず、食べることは出来ませんでした。かなり衝撃的な食文化の違いに圧倒されましたが、近い将来、再度中国を訪れた際は勇気を出してうさぎの頭の丸焼きを食べてみたいと思います。その日の夜は、ホームステイ先の家族と夕食を食べました。成都は辛いことで有名な四川料理の本場ですが、私のために辛くない料理や私の口に合いそうな料理を用意していただき、大変親切にしていただきました。人生で初めてのホームステイでしたが、中国人の方の思いやりの心に本当に感動しました。

写真を拡大 成都外国語学校の日本語授業に参加。

ホームステイ翌日は梁さんの通う成都外国語学校を訪れました。校舎は日本の大学くらい、いやそれ以上大きく驚きました。訪れた日は朝一番に国旗を掲げる式があり、広場に全校生徒が集まり、国家を歌う様子を見て、中国人の愛国心を目の当たりにしました。その日は中学生の日本語授業、高校生の英語授業の見学をしました。日本の授業スタイルとは全く異なり、どちらのクラスも中国語は一切使わず、日本語のみ、または英語のみで授業を行なっていました。日本の学校と中国の学校との差でわかったことがあります。例えば、日本では英語を日本語に訳し、日本語で内容を理解する授業が多いのに対し、中国では英語そのものを使って、英語で内容を理解しようとしていると思いました。

「中国の学生と日本の学生と何が違い、そこから考えうる日本の学生の改善点は何か?」について考えたところ、この学校を見学して実感した違いは「中国人の学生の積極性の高さと、いかに自分の将来に向かって努力するか」です。中国の学生は日々の1日1日を無駄にせず、朝早くから夜遅くまで学習をしたり、いつも努力し続けていました。

写真を拡大 「成都ふれあいの場」イベント会場にて。「心連心」ポーズで。

私は今回の事業で様々な経験をして、これからの人生を大きく左右するきっかけをつかんだ気がします。中国に対するイメージは、当初と今とでは全く異なり、より中国という国を知り、どうしたら日中の友好関係をもっと良い関係にできるか?などに興味がわき、将来につながる希望を持つことが出来ました。高校卒業後は中国に留学するために1日1日を大切に使い、将来の夢を実現できるように努力しようと決意しました。今回の事業を企画してくださった国際交流基金日中交流センターや、かめのり財団の皆様を含め、多くの方々に支えてもらい、貴重な経験をいくつも出来ました。中国語と出会うきっかけをくれた両親にも感謝しています。これからも感謝の気持ちを忘れずに将来に向けて努力して行きます。   

2017年6月14日 とわの森三愛高等学校 坂下春奈

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